2016/ collections at the Milan Salone, Via delle Erbe 2

2016.04.12 news

2016/ 300を越えるコレクションが、ミラノサローネでついにベールを脱ぎました。 予想をはるかに超える大勢のお客さまをお迎えして、お披露目をした初日のプレスプレビューを皮切りに、この新しい有田焼のブランドは現実のものとなって、世界に向け、未来に向けて歩を進め始めました。

 

16組のデザイナーと窯元は、国も文化も超え、アイデアと知識と技を集結させて、これまでとは違う新しい有田焼を作ろうと2年半の年月をかけ準備を進めてきました。もちろんすべてが順調に進んだわけではなく、試行錯誤の毎日で、一つ喜べば一つ悩ましいことが起こるというような日々の連続でした。その中で決してなかったことは、妥協という言葉。土の開発、型作り、焼成、釉薬掛け、絵付けと、プロセスのどこをとってもそれが目指す先はひとつ、使いやすくて機能的で、国や文化を超えてさまざまな人の現代の生活に入っていく高品質の有田焼を作るのだという決意でした。

 

会場には全16組のデザイナーがデザインを手がけた15のスタンダードコレクションと、2つのエディションが並びます。 また会場の一部では、サローネ後の422日にアムステルダム国立美術館でスタートするエキシビションの特別プレビューも開催しています。アムステルダム国立美術館に所蔵されることが決まった15代酒井田柿右衛門氏の新作も一部特別に展示しています。

 

ミラノサローネの期間には、国も文化も背景も異なる何十万人という人々がデザインウィークを楽しみます。多くの方々に2016/ の新しいコレクションを体験していただけたらうれしいです。1週間、果たしてどのような反応がわたしたちを待っているのか、非常に楽しみです。

 

Exhibition Hours

April 13–17 10:00–18:00 (15, 16 open till 20:00)

 

Location

Via delle Erbe 2, Milan