2019年秋季の成果物発表会
2019 November 30
11月15日に秋季の参加者3人の成果物発表会が佐賀県陶磁器工業協同組合で開催されました。ヘリンハ・ヴァン・カルスベーク、ディニー・ベーセンス、インガー・ハッセンが自分で取り組んできたプロジェクトを説明しながら、成果物を50人以上の来場者に見せました。
ヘリンハ・ヴァン・カルスベークは秋や仏教にインスパイアされたユニーク・アート・ピースを披露しました。福泉窯の皿の模様を取り入れた染付が特徴としたコラボ作品もありました。表と裏、美しさと見苦しさなどの対象は大きなテーマで、最後の仕上げはオランダのスタジオで行う予定です。
ディニー・ベーセンスは幸右エ門窯とコラボして、独特なブローチをデザインして。コークリエーションという共同製作工程で染付の装飾を付けてしあげました。日本芸術にインスパイアされた雲の形とした小さな陶板から出来た飾り物やネックレスも制作しました。
インガー・ハッセンはカップやピッチャーから出来たコーヒーセットを開発しました。クリーム入れ、カップ、ピッチャーなどがホームセンターで見つけた道具の形にしあげ、自ら作った型で鋳込みました。瀬兵窯の協力で作品をしあげました。透光性のある磁器で照明も制作しました。
更に11月17日に有田焼工業協同組合で「ファッション・ショー」と「コーヒー会」を開催し、2019年で最後の発表会となりました。