イザベラ・フェラン

他の人や文化と出会うために旅行したいと思っている私の希望は、私の人格の本質的な部分です。 私の子供時代は、ポルトガルとアンゴラとギネス・ビサウ、アフリカ諸国の間で過ごしました。 私が高校生の最後の年をオランダで、オランダ人の家族と一緒に過ごしました。彼らの言語と伝統を学美ました。それから スコットランドの教員養成学校に通いました。 勉強を終えた後、1984年以来私はオランダを拠点にしています。これまでの様々な場所に行った伝記的旅は、自分のものの味方や考え方を形成しただけてなく、何よりも「他者」についての真の好奇心の出発点となっています。

 

文化的アイデンティティーと遺産は、私の作家活動の永続的な要素でした。作品は、しばしば伝記的要素に関連しています。文化が継承された目的、記憶、政治的不一致、または基本的な文化の置き換えの感覚であるかどうか。私にとって最も考慮するのは、文化の具体化、体言化についてです。私は自分の疑問を明確にするかもしれない新しい視点を探し続けています。文化的継承が出発点かもしれませんが、私の主な関心事は、文化がどのように文化に成るか、そこに興味があります。ジェスチャー(態度)やオブジェクト(モノ)で形作られることもありますが、時には、時間をかけて発展し、変換されます。これらの視点は、ボビンや刺繍のような表現の媒体として、時には工芸の言語への進化についてのテキスタイルビデオ「Damuroxó」のようなより概念的なアプローチを用いたりと、さまざまな形をとっています。

私は過去5年間、手作りの力に注目してきました。私の “On the Memory of the Hands”プロジェクトは、芸術と科学の間を行き来する幅広い芸術と研究プロジェクトに成長しました。複雑な工芸品の動きを実行するとき、身体学習、専門知識の遺伝学、頭と手の相互作用に関する質問を通して、両方の分野に情報を伝達するための新しい方法を探します。

Project in Arita

  • Title : Isabel Ferrand
  • Period of Residency : September - November

過去5年間を通して彼女は「手で物を作る魅力」そのものに焦点を当ててきた。”On the Memory of the Hands”(手の記憶について)というプロジェクトは幅広い形でアートや研究活動にまで発展し、アートとサイエンスの領域を分断し、反復している。このたび彼女は「弟子たちの身体的学習における問いかけ」と「職人技の遺伝、また繊細複雑なものづくりの工程時における脳と手の相互作用」について新しい方法で伝えるべく有田で以下のプロジェクトを行った。

“THE ARCHIVE OF GENETICS”「遺伝のアーカイブ」

2018年 有田
この短編映像シリーズは三人の陶芸職人とそれぞれの息子たちの手の動きを収録したものである。その難解な”コレオグラフィ(振り付け)”は何時間も練習を重ねて習得され、また次世代へと受け継がれていくという。

”THE STORY OF RICE”「ザ・ストーリー・オブ・ライス」

2018年 有田

泥漿射込み、天草磁器土、木製升、米
石(こく)と升(ます)という単位は江戸時代に導入された単位である。当時、升という小さな木箱は家来が将軍から1日分の米を受け取る器として使われた。将軍の威厳は年間にどのくらい家来に米を与えることができるかによって決まり、その米の量を石(こく)として表した。磁器と米はどちらも有田の名産であり、フェランドはこのふたつを要素をあわせ、『1石=365升と米茶碗」と題したインスタレーションを制作した。有田で行われた最終発表会では地域住民が持ち寄った古びた木製升とフェランド作の磁器製升を交換するというイベントが開催された。

residents

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