カルロ・クロパット

クロパットは、スイスの工業デザイナーです。アルプスにあるスタジオで、主にヨーロッパ、日本、北米の地元の職人、国際的なメーカー、あるいはさまざまな研究機関と密接に協力しながら、日用品や道具の開発を行っています。彼の作品は、伝統と革新が、穏やかで明白な、親しみやすい製品に凝縮されることを理想としています。開発中は、素材、工程、品質を限界まで高めるために、アイデア、素材、技術(テクノロジー)を無数の実験で検証、観察します。

クロパットは、ローザンヌのECAL/University of Art and Design(スイスの伝統的な美術大学)で精密さと革新性に基づいた教育を受けた後、2012年から2013年にかけてコペンハーゲンのCecilie Manzの事務所で職人技と流動的な線(図面)に基づいた北欧の方法を経験しました。その後、コペンハーゲンのStatens Vaerksteder for Kunst(デンマーク芸術工房)でのレジデンスの間に、彼の最初の本当に個人的なプロジェクト、木、磁器、漆でできたキッチン用品のシリーズを実現することができ、翌年のスイス連邦デザイン賞を受賞、東京(日本)での最初の展覧会(ショーケース)に参加することができました。この最初の日本文化への体験以来、日本のさまざまな職人やメーカーと仕事をする機会に恵まれ、日本での展覧会に参加することができました。彼の作品は、コペンハーゲンのデンマークデザイン博物館、ミラノサローネ、東京デザインウィークで展示されました。

Project in Arita

  • Period of Residency : January - March
  • Sponsor : The Embassy of Switzerland

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