ディルク・ヴァン・リースハウト

ディルク・ヴァン・リースハウト氏はデンボス芸術大学(1995-1998)とアムステルダムのデアトリエース(2000-2001)で学び、その後ロッテルダム市に拠点を置き、多くの分野にわたって活動しているアーティストです。

彼の作品は、常に展示の場所と強く結びついており(サイト・スペシフィック・アート)、遊び、動き、パフォーマンスといった要素が彼の作品の特徴である。その要素はインスタレーションや移動式スタジオで表現され、現在に至るまで数多くのインスタレーションを作り上げてきました。アーティストとして、ヴァン・リースハウトは、作品を通して、人々が新しい方法で環境を見たり体験したりできるような新しい条件を作り出します。それを目的にし、彼はオランダ内外でインスタレーションを作り続けています。

ヴァン・リースハウトの作品は、オランダ国内外の様々な美術館、ギャラリー、プロジェクトスペース、レジデンス施設などで展示されています。オランダ以外では、過去5年間、イスタンブール(トルコ)、ロサンゼルス(アメリカ)、ベルリン(ドイツ)、ソウル(韓国)、東京(日本)、厦門(中国)、モエンゴ(スリナム)、EKWC(オランダ)に滞在しながら作品と制作していました。彼の作品は2023年のDolf Henkes賞にノミネートされ、今年後半にはTent(ロッテルダム、オランダ)で展示される予定です。

Project in Arita

  • Title : Research into Untitled (Teaparty)
  • Period of Residency : June - August
  • Sponsor : Mondriaan Fund

有田での制作期間を利用して、日本の茶の文化や伝統を調査し、磁器やパフォーマンスと結びつけたいと考えています。オランダのアーティスト、バス=ヤン・アーデル(Winschoten, April 19, 1942 - Atlantic Ocean, 1975)の作品『Untitled (Teaparty), 1972』は、私の主なインスピレーション源であり出発点です。この研究の成果を、お茶と磁器を使った新しいパフォーマンスに発展させたいと考えています。

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