フランシスカ・メイヤース

Franciska Meijers(1991年生まれ)はデザイン・アカデミー・アイントホーフェンで学びました。 彼女の研究の間、彼女はJongeriusLab、Royal Tichelaar Makkum、Scholten&Baijingsでのインターンシップを行いました。 Royal Tichelaar Makkumでは、Franciskaは建築の陶器の可能性に魅了されました。 2013年には、テラコッタの素材特性を生かした気候調節壁「クールシェルター」を実現しました。 2018年には、EKWC(オランダのオイスターウィーク)とArita(佐賀、日本)のセラミックスの可能性を研究し続けます。

Project in Arita

  • Title : Franciska Meijers
  • Period of Residency : September - November
  • Sponsor : Stimulearingfounds

自然、そして人工がおりなすランドスケープをデザインに落とし込み磁器を制作した。

花瓶「有田ダム」
2018年 有田
手びねり、石膏方に泥漿射込み
天草陶石(顔料添加)と特上磁器土

有田ダムと黒髪山をつつむ長閑な空気感にインスピレーションをうけて作られた花瓶。大きな挿し口はダムを思わせ、一方で先がしぼんだ小さな挿し口は山を表す。この作品は泥漿射込みと圧力射込み両方を駆使して作られたプロトタイプであり、メイヤースは現在もこの花瓶の可能性を追求している。

照明ランプ「月」
2018年 有田

CNC削り出し石膏型に高透光性磁器土の泥漿射込み

日本の伝統的な丸窓をモチーフに作られた作品。日本の伝統行事である月見において丸窓は大きな役割を果たした。丸窓から垂れ込む月の光と陰影から発想を得て、透光性の高い磁器で厚みの異なる模様を作ることにより月の明かりを表現したランプとなった。燈されたランプは心暖まる小さな家を彷彿させる。

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